Pyrex-Nitride™ プローブは様々なアプリケーションで使用できるコンタクトモード、ダイナミックモード用カンチレバーです。
AFMカンチレバーにコロイドを取り付け、フォース測定を行う方法は”コロイドプローブ テクニック”と呼ばれています。この手法は、様々な表面相互間力の基礎的な計測の新しい方法です。例えば、凝着現象や、粒子ー表面相互間力、機械的特性、分散、流体力学、界面ずり現象など、アプリケーションは増え続けています。
Pyrex-Nitride™ プローブは低ばね定数の窒化シリコンカンチレバーを持ち、サポートチップはPyrexで作られています。カンチレバーは膜応力の影響を抑え65nmクロム/金コートをされており、良好なレーザー反射強度を保つことができます。
プローブのユニークな特長:
- スフィア材質: アクリル樹脂(PMMA)
- スフィア直径 A = 1.5 µm, B = 3.36 µm, C = 6.44 µm, D = 9.57 µm, or E = 14.59 µm ( +/- 5%)
(スフィアの質量によって共振周波数が変わります)
ご注文時にA,B,C,D,Eから一つご選択ください!
スフィアを取り付けるカンチレバーは一本です。長いカンチレバーもしくは短いカンチレバーのいずれかを選択してください。
PNPカンチレバーをベースにしたコロイドプローブは液中測定に適していません。液中測定にはQP-CONT もしくは QP-SCONT カンチレバーをベースにしたコロイドプローブをお勧めします。